
株式会社ルーナテックは8月1日、世界初となる本格的な「空飛ぶ車」の開発に成功したと発表した。
今までも「空飛ぶ車」の開発は世界各地で行われていたが、そのどれもが下方へのジェット噴射によって浮くタイプの作りであり、周囲への風の影響や飛行時の安定性などを考慮すると実用的な乗り物ではなかった。

今回ルーナテックが開発した空飛ぶ車「ルスィエル」は地球重力下での使用を前提とした「反重力装置」を搭載、従来の問題点を全てクリアしている。太陽の光を車の上面に設置した「ソーラーパネル」で電力に変換して動くため、ガソリン代に悩まされることもない。フル充電状態でおよそ20時間の飛行が可能で、最高速度は180km/h。

外観や内装は既存の軽自動車とさほど変わりはなく、運転席にも大きな違いはない。「自動車が運転できれば誰でも運転できる。そうじゃなければ空飛ぶ車とは言えない」と開発主任は述べ「『反重力装置』があれば空中で停止することが可能。ただの上下移動なので離着陸時に大きな事故になることはあり得ない」と続けた。また着陸時車の下に障害物がある場合は警告音がなる仕組みだ。なお搭載している「反重力装置」の詳細についてはまだ明かせないという。
多くのSF好きが夢見た「空飛ぶ車」だが、一つ大きな問題が残っている。今現在では関係法律および交通の整備が完了していないため、自由自在に乗り回すことができない。暫定的な処置として「ルスィエル」は自家用ヘリコプターと同種の扱いになる模様。
よって「ルスィエル」の運転には自動車だけではなくヘリコプターの免許も必要となるので注意が必要だ。
この「ルスィエル」は2011年の5月、66,000,000円で販売を予定。
2日現在すでに15件の予約が入っているという。
空を飛ぶという行為は昔からの人類の夢である。多少値は張るが手軽に扱える「空への翼」をこの機会に手に入れてみるのも悪くはないだろう。
(記事の実配信日時: 2009-08-02 17:53:20)

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